2026年度より、ベトナム教育訓練省は大学入試における志望登録数を最大15校(15志望)までとする方針を発表しました。これにより、これまでのように多くの志望校を登録するのではなく、より計画的かつ戦略的な進路選択が求められるようになります。
教育訓練省の統計によると、多くの受験生は上位の志望順位で合格しており、第10志望以降での合格率は非常に低いことが分かっています。そのため、「多く登録すること」よりも「自分に合った学部・大学を選ぶこと」が重要です。

STEP 1:自分の能力と目標を明確にする
志望校を決める前に、次のような点について考えてみましょう。
・自分はどの分野に興味があるか
・自分の学力はどのような学部・学科に適しているか
・卒業後はベトナム国内で働きたいのか、それとも海外で働きたいのか
・家庭の経済状況は進学計画に見合っているか
現在、多くの学生が流行や周囲の期待だけで進路を選んでしまうケースがあります。しかし、自分自身を理解しないまま進学すると、学習意欲の低下や将来の方向転換につながる可能性があります。
STEP 2:15の志望を3つのグループに分ける
進学アドバイザーは、志望校を以下の3つのグループに分けて登録することを推奨しています。
① チャレンジ志望校(第一希望グループ)
自分が最も進学したい大学・学部で、予想得点よりも合格ラインが高い学校です。
目安:3~5志望
② 実力相応校(適正グループ)
現在の学力と合格ラインがほぼ同程度の大学・学部です。
このグループを最も多く設定することをおすすめします。
③ 安全校(保険グループ)
予想得点より1~2点程度低い合格ラインの大学・学部です。
試験結果が期待通りでなかった場合でも、合格の可能性を確保できます。
国内大学だけにこだわらないという選択肢
急速に変化する現代の労働市場において、大学進学だけが高校卒業後の唯一の進路ではありません。
現在、多くの学生が以下のような選択肢を検討しています。
・日本留学
・韓国留学
・高度職業教育(専門学校)
・海外での就学・就労プログラム
これらの進路は、国際的な環境で学びながら語学力を向上させ、将来のキャリアの可能性を広げることにつながります。
日本留学・韓国留学は早めの準備がおすすめ
多くの保護者は大学入試結果が出てから留学を検討し始めます。しかし、留学準備には通常6か月~12か月程度の期間が必要です。
そのため、高校3年生のうちから留学制度について情報収集を行い、自分の能力や家庭状況に合った進路を検討しておくことが大切です。
トーホクソンダでは、以下のような留学プログラムをご案内しております。
・日本留学(私費留学)
・読売新聞奨学金プログラム
・ゼンショー奨学金プログラム
・韓国語研修課程(D-4ビザ)
・韓国大学・専門課程(D-2ビザ)
これらのプログラムは、比較的負担の少ない費用で海外留学を実現できるほか、各種奨学金制度も利用可能です。
大切なのは「たくさん選ぶこと」ではなく「正しく選ぶこと」
志望校登録数が15校に制限されたからといって、進学のチャンスが減るわけではありません。むしろ、自分の将来についてより真剣に考える機会になるでしょう。
重要なのは、多くの志望校を登録することではなく、自分に合った学部・大学・学習環境、そして将来のキャリアプランに合った進路を選ぶことです。
また、国内大学進学だけでなく、留学という選択肢も早い段階から検討することで、将来の可能性をさらに広げることができます。
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