毎年発表されるQS Best Student Citiesランキングは、留学先を検討する学生や保護者にとって、世界的に信頼されている指標の一つです。このランキングでは、大学教育の質だけでなく、就職機会、生活費、住みやすさ、そして留学生の満足度など、多面的な観点から都市を評価しています。
QS Best Student Cities 2027によると、**ソウル(韓国)**が2年連続で世界第1位を獲得し、**東京(日本)**が第2位となりました。この結果は、アジアが国際学生にとって世界有数の魅力的な留学先として、その存在感をますます高めていることを示しています。
2027年 世界の大学留学に最適な都市トップ20
| 順位 | 都市 | 国・地域 |
|---|---|---|
| 1 | ソウル | 韓国 |
| 2 | 東京 | 日本 |
| 3 | ロンドン | イギリス |
| 4 | メルボルン | オーストラリア |
| 5 | ミュンヘン | ドイツ |
| 6 | シドニー | オーストラリア |
| 7 | パリ | フランス |
| 8 | ベルリン | ドイツ |
| 9 | ウィーン | オーストリア |
| 10 | チューリッヒ | スイス |
| 11 | シンガポール | シンガポール |
| 12 | 北京 | 中国 |
| 13 | エディンバラ | イギリス |
| 14 | 台北 | 台湾 |
| 15 | クアラルンプール | マレーシア |
| 16 | 京都 | 日本 |
| 17 | 香港 | 中国 |
| 18 | ボストン | アメリカ合衆国 |
| 19 | アムステルダム | オランダ |
| 20 | モントリオール | カナダ |
アジアは世界有数の留学先として存在感を高める
今年のランキングで特に注目されるのは、アジアの都市が大きく順位を伸ばしていることです。ソウルと東京が引き続き上位を維持しただけでなく、北京、シンガポール、クアラルンプール、台北も順位を上げました。

(北京大学)
特に北京は19ランク上昇し、中国の高等教育の発展、研究環境の充実、そして国際学生に対する魅力の高まりを反映しています。
ベトナムの学生にとって、これらの都市は地理的に近く、欧米諸国と比較して生活費も比較的抑えられるうえ、卒業後の就職機会にも恵まれていることから、非常に魅力的な留学先と言えるでしょう。
日本と韓国は引き続き高い人気を維持
2027年のランキングでも、日本と韓国は世界を代表する留学先であることが改めて示されました。
ソウルは、多くの名門大学、先進的な交通インフラ、活気ある都市環境、そして企業からの高い採用需要により、第1位を維持しています。
一方、東京は「卒業後の就職機会」の指標で満点を獲得しました。世界トップレベルの大学や多国籍企業が集積しており、インターンシップ、アルバイト、さらには卒業後のキャリア形成においても多くのチャンスがあります。
また、日本からは京都もトップ20入りを果たしました。長い歴史と伝統を持つ京都は、多くの名門大学が集まり、落ち着いた学術環境を求める学生にとって理想的な学びの場となっています。

(東京大学)
ヨーロッパも依然として高い評価を維持
アジアの躍進が目立つ一方で、ヨーロッパはトップ10のうち6都市を占めています。ロンドン、ミュンヘン、パリ、ベルリン、ウィーン、チューリッヒはいずれも高い評価を受けています。
これらの都市は、優れた教育水準、充実した研究環境、利便性の高い公共交通機関、そして豊かな文化的魅力で知られています。ただし、多くの主要都市では生活費が高額であるため、留学生にとっては重要な検討事項となります。
留学費用は依然として重要なポイント
QSランキングの特徴の一つは、教育の質だけでなく、留学にかかる費用負担も評価対象としている点です。
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなど教育水準の高い国々の都市は、大学の評価や就職機会の面で高得点を獲得していますが、学費や生活費も世界最高水準となっています。
その一方で、東京、ソウル、クアラルンプールなどのアジアの都市は、教育の質、就職機会、そして留学コストのバランスに優れている点が大きな魅力です。

(ベルリン工科大学)
QSはどのような基準で都市を評価しているのか?
QS Best Student Citiesランキングに選出されるためには、人口が25万人以上であり、さらにQS世界大学ランキングに掲載されている大学が2校以上存在することが条件となります。
QSは以下の6つの主要指標に基づいて評価を行っています。
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大学の質と世界ランキング
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学生コミュニティの多様性
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国際学生にとっての都市の魅力
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雇用機会および企業からの評価
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学費・生活費などの費用負担
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学生による評価と実際の留学体験

(ソウル大学校)
留学を目指す皆さんへ
QSランキングは留学先を検討するうえで非常に有益な参考資料ですが、それだけで進学先を決定するべきではありません。
国、大学、都市を選ぶ際には、専攻分野、学費、生活費、語学要件、ビザ制度、アルバイトの機会、そして卒業後のキャリアプランなども総合的に検討することが重要です。
ランキング上位の都市には多くのメリットがありますが、本当に自分に合った留学先とは、それぞれの学習目標、経済状況、そして将来のキャリアプランに最も適した場所であることを忘れてはいけません。
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